大容量、低遅延、同時多数接続といったコンセプトで 3GPPが標準化を進めているのが 5Gでございます。
①テクノロジーが高度化し、CPUの性能向上、無線区間での高速通信によりスマートな通信インフラの構築は可能である。
②AWSなどクラウドアーキテクチャの普及により、サーバー、そしてネットワークまでもが仮想化されて、物理はクラウドリソースというようにスマートになった。
③読書の時間も、Amazon Kindleなどを使えば本棚が不要となってスマートが実現する。
しかし、③に関しても、②①もあくまで環境がスマートニュースなるのであって、人間がスマートになるわけではない。
スマートになった分、ファットな我々は目の疲労をより味わうことになるだろう。
5Gの本質はこのような所にあると筆者は考えているのである。
いくらインフラがスマートになったとしても使う人間はスマートになる訳ではない。
別に 5Gがなくても死なない。単なる産業化を目論むひとつの幻想でしかないのが真の 5Gというところなのだ。
こんな大人の事情があるため、地球に隕石がぶつかって人間が絶滅しない限り、6Gもあるし、7Gもある。
5年スパンで1G上がるなら、50年後に15Gの通信技術があるのだと思う。
いつかはシミュレーション現実の性能限界にもぶちあたって、Gが上がらなくなることも考えられる。
そうすると、速度ではない付加価値をつけて人間は産業化を目論むだろう。
以上です。

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